フェアリーニットワンピは、サンプルが冬物だからでしょうか、夏よりは秋冬に人気の型紙です。
もともと、重ね着をイメージして作ったワンピースなので、まあそうなるのでしょうが、夏も着れるわよ~と思っていました。
娘のワンピースが、今年かなりサイズアウトしていたので、娘用に作ってみました。
やはり夏はボーダーですよね(*^_^*)。
重ね着を前提に作っているので、前がV字に開いています。
子供なので大して気にしなくていいのかもしれませんが、
端切れで当て布をしてみました。
V字より一回り大きい三角形に切った布を、端はそれぞれ細く三つ折り始末し、上端にはゴムを引っ張りながら縫いつけました。
当て布に余裕を持たさないと、頭が入らなくなります。
心配な方は、当て布はすべて縫いつけてしまわず、片方のみを縫い付け、もう片方はスナップなどで開けれるようにされた方がいいと思います。
胸元には市販のフロッキーを。
ポケットは何も考えずに裁断したのですが、柄がピッタリ合っていて、プチ満足です。
が、脇はちゃんと考えたにも関わらず、見事にずれてしまいました…。
今週末にでも、娘に着てもらい、撮影しますね。
長くなりますが…。
縫製スタッフを、新たにお願いすることにしました。
その方と先日お話していて、ニットの縫い方になりました。
ニットはあまり経験がないとの事で、おそらく皆様が同じような疑問を持っておられるのでは?というような事を疑問に思っておられました。
<糸切れについて>
レジロンなどのニット用の糸を使えば大丈夫です。
また、ミシン目を細かくし、裾や袖口などの地の目に対して横方向に縫う場合は、少し引っ張りながら縫うと良いです。
こうすると、生地を引っ張った時、糸に余裕があるので切れたり突っ張ったりしません。
私は、今回初めて上下糸にウーリー糸を使ってみました。
意外にスムーズに縫えました。
引っ張ってもちゃんと付いてきます。
これが正しい使い方なのかはまた別の問題ですが…。
<伸びについて>
先ほど、布を引っ張りながら縫うように書きましたが、こうすると生地は伸びてしまい、デロデロになってしまうのでは…と思いますよね。
そうなります。
でも、縫い終わった後、霧吹きなどをかけてしっかりと湿らし、アイロンで押さえれば大丈夫です。
この話をすると、「確かに一回洗濯をしたら、伸びたところが戻っていた」とおっしゃってました。
「伸び留めテープを貼ってから縫うと伸びないので、そうしてます」といわれるのですが、それでは更衣するとききつく感じたり、ニットの特性が生かされないことになるので、私はお勧めじゃ無いですとお答えしました。
ロックミシンをお持ちじゃない方、ロックミシンがあってもカバーステッチ機能がない方など、参考になれば幸いです。
ニットは意外に縫いやすいアイテムです。
怖がらず、どんどんチャレンジしていただきたいです(*^_^*)。