メーカーの方と、やっと連絡が取れました。
私の出入りが多くて、なかなかつかまらなかったようです^^;。
こちらが水通し前の生地です。
水通ししたら、こんなにくたっとなりました。
糊加工がされている為、水通しをするとその糊がとれて軟らかくなるため、このような差が出ます。
糊加工されている目的としては、裁断の際生地がほつれるのを防ぐ為と張りを出す為だそうです。
このとても張りのある生地を水通しするのは、結構大変でした。
湯船に漬けたのですが、どうしても何回か折り返さないといけません。
でも、その折り目が、取れないんです。
これは、家庭のアイロンでは取りきれないとの事でした。
なので、長く用尺を取らず1mぐらいまでにして、折るヶ所を少なくするしか対策は無いようです。
あるいは、クタクタになるまで洗濯して、皺も味の一つになるぐらいにするかです。
裁断前は、この折り目跡が気になったのですが、バッグにしてみると、洋服などに比べてパーツが小さいせいもあるのか、ほとんど気になりませんでした。
折り目跡が少ない所を選んで裁断するというのも一つの手ですよね。
バイストンさんでは、水通しをしてから縫製しているバッグと、水通しせず糊の付いた状態で縫製しているバッグがあるそうです。
水通ししていないバッグは、洗濯不可だそうです。
バッグなのでお洗濯はしないと言う前提で、水通しせずに縫うという手もありますが、家庭用ミシンでは生地が硬くて難しそうです。
水通しで、縦方向に1割ぐらい縮むそうです。
なので、水通ししていないバッグを洗うと、型崩れは覚悟の上ということになります。
こちらは8号と11号の違いです。
織目の差が分りますか?
家庭用ミシンでは、11号帆布の方が縫いやすかったです。
というか、8号は、生地が重なって厚くなったところでは、針をいくら太くしてもかなり厳しいという感じです。
返し縫などは、相当苦労します。
仕上がり感としては、8号帆布の方がやはりしっかりしているのですが、11号でもバッグ素材としては問題ない感じです。
8号がどうしても使いたいという方は、肩紐の折り返し部分が最も厚くなるので、市販のテープなどにして厚みが出ないように工夫するなどされると大丈夫だと思います。
バッグ販売を記念して、送料無料キャンペーンを行う予定です。
ご利用いただければ幸いです。
******************************
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
型紙販売 パターンショップ Shell button